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秩父地域における新型コロナ対策について(20)

今年は秩父地域も梅雨らしい雨が続いています。

九州では大変な大雨になっており、とても大きな被害が出てしまっています。

新型コロナの流行で感染対策が求められている中、大きな自然災害が起こってしまうことが心配されていました。しかし実際に起こってしまうと感染対策どころではない大変な状況になってしまいます。本当に怖いことです。

秩父地域で今できる災害・感染対策について書いてみます。

秩父地域は大きな災害が少ないと言われています。しかし、大雨による被害は毎年のように見られています。また、数年前には100cmの大雪に見舞われました。秩父は地盤が固く地震には強いと言われていますが、地震に強いと言われていた熊本で2016年に大地震があり、大きな被害がでました。秩父にも大地震が来るかも知れません。

大雨・大雪・地震などの災害に改めて備えておきましょう!

 

災害時には今までも避難所などでインフルエンザや胃腸炎などの流行があり、大きな問題になってきました。現在は新型コロナの流行もあり、さらに感染症への注意が必要になります。

(1)災害時の備えをする

これまでも災害時に備えて備蓄などをしていただいているかと思います。災害時には必要な時は速やかに避難しなくてはいけませんが、避難所などは密な空間になりやすいという問題があります。自宅内で安全に過ごせる状況であれば、自宅で生活できるように備えておくことが大切です。自宅にある災害用品を見直してください。特にラジオなどの情報をえるものは必須です。(電気が止まったり、携帯やネットが使えなくなった時も想定して準備してください。)通常1週間程度の水・食料の備蓄をすることが推奨されていますが、普段以上に余裕を持った備蓄を心がけてください。マスクや消毒液などがようやく手に入る様になってきました。買い占める必要はありませんが、それぞれで備蓄しておく様にしてください。※自宅に危険を感じた場合は速やかに避難するようにしてください。避難自体を控えてはいけません。

(2)避難する場所を確認する

自宅での生活が危険になった場合に避難する場所を確認してください。避難所になる場所の確認と、避難所以外で避難できる場所(宿泊施設、別居の家族宅、知人宅など)を考えておいてください。避難所以外で安全に避難できるところがあれば、避難所で密になることを避けられる可能性があります。家族や友達などとお互いに協力できるように考えておいてください。災害時には数日車中泊になることも良くあります。車に毛布や携帯の充電器を準備しておいてください。ガソリンもなるべく常に半分以上入っているように給油するといいと思います。

(3)避難することになった場合

避難所は多くの人と同じ空間で生活する事になる可能性があります。マスクや消毒液など、感染対策に必要なものを持参できる様に準備してください。避難所でもいわゆる3密にならないことを心がけて、みんなでできる工夫をするようにしましょう。特に体調が悪い場合は避難所の管理者や医療者に相談して周囲の人と離れる様にしましょう。

 

ここ数年、大きな災害が立て続けに起こっています。災害が起こらないことを祈っていますが、備えて心の準備をしておくことが大切です。災害への対策を是非見直して下さい。

九州の大雨災害が一刻も早く落ち着くことを心から祈っています。

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