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当院からのお知らせ

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秩父地域における新型コロナ対策について(21)

なかなかすっきり晴れない日が続いています。ここ数日はかなり涼しくなり肌寒いくらいでしたね。

やや風邪症状の患者さんが増えている印象です。その日の気候に合わせて着るものや布団などを調整して体調を崩さないように注意してください。

ご存知の通り全国的に新型コロナの感染者がとても増えてきています。

東京都を中心に徐々に広がりを見せていましたが、懸念されていた様に感染は徐々に地方に、徐々に広い世代に拡大してきました。日々不安になる数字が出てきていますが、現在の状況を少し考えてみます。

(1)感染者数について

感染者数の動きを見ると、第一波と言われた流行は4月をピークに一旦収束しました。しかし6月下旬から急速に増加傾向になり、ここ数日は全国で400人を超える状態になってきています。東京都で特に感染者の増加が見られており、7月15日に『感染が拡大している』という評価になりました。東京では4月のピーク時に一日1300人程度の検査がされていましたが最近では一日3000~4000人くらい検査される様になりました。以前よりも検査が多くなり見つかりやすくなっているのは確かかと思います。ただ最近どんどん数が増加傾向であることは間違いなさそうです。

医療機関に患者さんが来たときに検査をするかどうかは、どれくらい怪しいとと考えるかによって大きく左右されます。今東京の20代で風邪症状のある人をみれば積極的にコロナを考えて検査をされていると思います。一方で秩父で子供の風邪症状をみても多分コロナではないだろうと思って積極的に検査をしていません。今は東京の20-30代の患者さんはとても見つかりやすくなっているのです。そのためこれから地方でも感染が見つかり始めると、検査の件数も一気に増えて急激に感染者が判明してくる可能性があります。

今大丈夫だと思っている地域でもすでに見つかっていない感染者がいる可能性を考えて注意している行動していることが重要です。

(2)陽性率について

検査の陽性率という言葉がよく出てきます。これは検査をした人の中で本当にコロナだった人の数です。東京都では検査の陽性率も上昇していて6%位になっています。4月のピーク時は陽性率30%の時もありました。陽性率が高くなるということは、検査の数が増えたからだけでなく実際に感染者が増えている可能性を考えます。また新宿区などでは陽性率が40%近くになっている所もあり、検査をすると2.5人に一人は陽性になる状況です。これだけ陽性率が高いと検査を受けていない人の中にもたくさん感染者がいる可能性が考えられ、いわゆる市中感染(街中で感染が広がっている)心配がとても強くなります。

東京での陽性率の上昇は都内の感染者数が増えていること、街中での感染リスクが高くなっていることを表しています。陽性率は今後も注意してみていく必要があります。

(3)感染者の広がり・年代について

前述しましたが、感染は明らかに東京から他の地域に拡大してきています。埼玉県もどんどん感染者数は増えている状況です。感染者数が増えてきた場合に、地方では都心に比べて医療が間に合わなくなるということがあっという間におこります。都心よりも数がずっと少なくても直接的な地域としての被害は大きくなります。単発の感染者は今後避けられないと思いますが、秩父地域内での市中感染が起こらない様みんなで注意していきましょう。

今は都心部でも20−30代の感染が中心になっています。しかし7月に入り明らかにその上の世代、子供世代の感染も増えてきています。世代の横のつながりの感染から、縦のつながりに感染が広がっているといえます。現時点では50歳未満では重症化は1%程度ですが、50−60代は5%、70歳以上は15%程度の重症可がみられるとされています。現時点では若い人たちからの縦の感染に注意する様にしましょう。

(4)感染経路について

感染者の中で接触歴不明者数が増加傾向です。『夜の街』関連が言われ続けていますが、今はすでに日常生活のどこで貰ったかわからない感染者が増えています。これまではっきりは言われていませんが、恐らく通勤電車や飲食店での感染もあるのだと思います。都心部では特にですが、今は世界中どこでも安全地帯はないと考えて注意しておく必要があります。接触歴不明の人達も必ずどこかで感染者と接触してしまっています。接触感染・飛沫感染・密閉空間での空気感染、に常に注意を払う様にしましょう。

また、職場内や家庭内での感染例も増えてきています。職場内での感染予防の徹底や、家族みんなで家族の為に家庭にウイルスを持ち込まないよう努力していきましょう。

(5)無症状症感染者について

重症者は現時点では大きく増加していません。一方で東京では無症状で感染がわかる人が全体の20%近くなっています。これは以前から言われていることですが、表に出ていない感染者が多数いることが考えられます。無症状者がそれだけいるということは、無症状で検査を受けていない人も沢山います。また、とても軽い風邪症状で自分はただの風邪だと思っている人もたくさんいるはずです。新型コロナは元気な人達の中にもすでに潜伏していると思われます。繰り返しになりますが、人と接触する時は体調の良し悪しに関わらず、常にお互いに『自分がうつらない』『相手にうつさない』行動を取る様にしてください。

 

新型コロナの流行は今はとても心配な状況になっています。この感染症をなんとかこれ以上広げないために、もう一度みんなで頑張りましょう。

自分を守る事が、家族を守る事に、地域を守る事に、日本を守る事に、世界を守る事につながっていきます。みんなで力を合わせてコロナに負けないようにしていきましょう。

 

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