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当院からのお知らせ

当院からのお知らせ

2022年インフルエンザワクチンのお知らせ(11月更新)

インフルエンザワクチンについてのお知らせです。

ここ2年はインフルエンザの流行がありませんでしたが、今年は感染対策の緩和などもあり流行するのではないかと言われています。

新型コロナの第8波も徐々に始まっており、コロナとインフルエンザの同時流行も心配されています。

今年は昨年と比較してインフルエンザワクチンの供給量に余裕がありますが、下記の方針で接種をしていきます。よろしくお願いします。

11月21日以降のインフルエンザワクチン接種の方針は以下の通りになります。

(1)当院に定期通院中の50歳以上の方

・接種開始期間 : 2022年11月21日(月)~
・接種料金:65歳以上は1,200円(税込)、65歳未満は4000円(税込)
・接種時間:定期通院の受診時にワクチン接種も行います。
・予約:不要。当日問診票を記入して頂きます。(希望される方は受付時にお申し出ください。)

※高齢者インフルエンザ予防接種(65歳以上)は、接種日当日に満65歳以上(64歳の方は、65歳の誕生日の前日から)の方が対象です。
※当日は、保険証、医療受給者証などを必ずお持ちください。

(2)定期通院中でない60歳以上の方

・接種開始期間 : 2022年10月1日(土)~
・接種料金:65歳以上は1,200円(税込)、65歳未満は4000円(税込)
・接種時間:当院診療時間内(水曜日以外)
・予約:電話予約。(なるべく13:30〜14:30の間にお電話ください。木曜日と日曜日は×)同時に予約できるのは2名までとします。

・当日問診票を記入して頂きます。

※高齢者インフルエンザ予防接種は、接種日当日に満65歳以上(64歳の方は、65歳の誕生日の前日から)の方が対象です。
※当日は、保険証、医療受給者証などを必ずお持ちください。

(3)一般の方(15歳以上)

・接種対象者:当院の診察券をお持ちの方とその御家族の方
・接種開始時期予定: 2022年11月~
・接種料金:4,000円(税込)
・接種時間:ネット予約した日時に来院してください。15分前を目途にいらしてください。
・予約:ネット予約が必要です。近藤医院ホームページの《ワクチンネット予約》ボタンから予約してください。
・予約受付時間:随時予約枠は更新されます。

※当日は、保険証、医療受給者証などを必ずお持ちください。

未成年(17歳以下)は問診票に保護者の同意と立ち合いが必要です

(4)小児(0歳6ヶ月~14歳)

・接種対象者:0歳6ヶ月~中学生

※2回接種の対象は『12歳以下の方』とします。
※1回分のみ予約可能です。上記の2回接種対象の方は1回目接種後に2回目の予約をしてください。3-4週間空けての接種がお勧めです。(最低2週間は空けてください。5-6週空いても大丈夫です)

※半年未満の赤ちゃんはインフルエンザワクチン接種はできません。

・接種開始期間:2021年11月~
・接種料金:1回目4,000円(税込)、2回目3,000円(税込)※他の医療機関との兼ね合いで2回目料金を変更しています。
・接種時間:ネット予約した日時に来院してください。15分前を目途にいらしてください。
・予約:ネット予約が必要です。近藤医院ホームページの《ワクチンネット予約》ボタンから予約してください。
・予約受付時間:随時予約枠更新します。

※当日は、保険証、こども医療費受給資格者証などを必ずお持ちください。

※待合室が混雑するので、一人の子供さんに付き添いは原則一人としてください。

小児は問診票に保護者の同意が必要です

<注意事項>
・今年はワクチンの数には余裕があります。慌てずに接種をご検討下さい。

・ネット予約の際に家族で一人だけ別の日になってしまったりした場合は、電話で相談してください。同じ日で時間帯が分かれてしまった場合も一緒に来ていただいて結構です。午前午後で分かれている場合でも大丈夫です。

・当日は腕の出しやすい服装で来院してください。アルコール消毒に問題がある方、過去のワクチン接種でトラブルのあった方は必ず申し出てください。

 

2022年秩父地域と新型コロナ(14)

急に冬の寒さが到来しました。秋晴れの日は抜けるような青空がとても気持ちいいですが、朝夕は凍えるような寒さになりました。この時期はまだ暖房を付けるかどうか迷いますね。患者さんたちとお話ししていると、こたつだけ出してこたつから動きたくなくなっているというお話をよく聞きます。こたつも気持ちいいですが、寒い日は部屋全体を少し温めるようにして、あまり運動量が低下しないようにしましょう。寝る時も寒い部屋で寝ていると、縮こまって寝てしまうため肩こりなどが強くなる傾向があります。天気予報などに注意しつつ、室温と湿度の管理を心がけて、体調を崩さないようにしてください。

さて、最近の新型コロナの状況ですが、第7波が収束傾向でしたが、今は下げ止まりからやや再増加の傾向が見られています。秩父地域でも一時期はほとんど患者さんがいなくなった印象でしたが、最近はどことなく感染者が増えてきている感覚です。現時点で日本では第7波で猛威を振るったオミクロン株のBA.5という株が流行の主体となっています。行動制限の緩和によって7月初旬からの流行株がやや再燃しているという状況の様です。今の所日本で7月以降に新型コロナに感染した人で、それ以降に再感染したという話は聞いていません。一方で海外ではすでに他の変異株への置き換わりが進んできています。アメリカやシンガポールでは、BQ.1やXBBなどと言われるオミクロン株の亜型が増加しており、オミクロン株の2回目感染も見られている様です。これから冬に向けて、日本でもこれらの新たな変異株の流行が始まり、第8波となる可能性が高そうです。変異株は例のごとくワクチン効果も低下し、最近コロナに感染をした人も再感染する可能性があるようです。現時点ではそれらの変異株の重症度が高くなっているという話は聞いていません。オミクロン株が全体的に軽症が多くなっているのは間違いなく、今後も流行しても重症者や死亡者がすごく増えてしまうことはないかもしれません。ただ、第7波の様に波が大きすぎると、頻度は少ないとはいえ、たくさんの人の大切な命が奪われてしまいます。被害を大きくしないために爆発的な流行を起こさないための対策は今後も重要であると考えます。

《オミクロン株対応2価ワクチンについて》

オミクロン株対応ワクチンの接種が開始されました。これまでは、一番最初に出てきた新型コロナウイルス(従来株)に対するワクチンを接種しており、その効果は徐々に低下していました。新しいワクチンは現在流行の主体となっているオミクロン株に対する効果が上がっていると言われています。重症化予防効果だけでなく、感染予防効果も期待されています。また、上記の通り次の大きな波が来る際は、流行の主体は新たな変異株になると思われます。新しいワクチンは、従来のワクチン+オミクロン株ワクチン(2種類混ざっている)ワクチンなので、新たな変異株に対しても効果が上がることが期待されています。現在海外で新たに出現している変異株は、いずれもオミクロン株の亜型とされるもので(なんでオミクロンから先に進まないのかは良くわかりませんが)、新たなワクチン接種は今後の流行に備える意味では有意義だと考えられています。副反応についても、今までのワクチンと同程度とされており、個人差はあると思いますが、これまでのワクチン接種と同じくらいと考えていただければいいのだと思います。

現在新しいワクチンの予約ができるのは、手元に接種券がある方で、2回目までの接種が終了している方です。手元に3回目・4回目の接種券がある方はそれを利用して予約することができます。また、接種間隔も最後の接種から3カ月経過すれば打てることになったので、今後新たに接種券が届く方たちは、基本的には届いた時点で接種を受けられるようになるようです。予約センターでの受付は10月26日からとなっていますが、各医療機関での自院予約接種も開始されていきます。接種券が届いて、早めの接種をご希望の方は予約センターやLINEでの予約、かかりつけ医療機関での相談をご検討ください。現時点では予約枠にも余裕があり、比較的早く予約が取れそうです。

《インフルエンザワクチンについて》

今年は、海外からの人の出入りが増加するためインフルエンザの流行は避けられないと思われます。ここ2年間インフルエンザの流行がなかったため、今年はより大きな流行になり、重症になる方が多いことも心配されています。そのため、特にインフルエンザの重症化リスクも高いとされる65歳以上の方はインフルエンザワクチンの接種も前向きにご検討ください。今年はワクチン自体の不足は心配なさそうです。ただ、オミクロン株対応の新型コロナワクチン接種と完全に重なってしまう為、接種の枠に限界があります。インフルエンザワクチンについては早めの接種をご検討ください。もちろん65歳未満の方達も、インフルエンザワクチンは感染予防効果・重症化予防効果があるので(効果は50%程度ですが)接種を検討していただければと思います。インフルエンザワクチンの予約については前回の記事をご確認ください。

 

・ワクチンが立て続けにあり、本当に大変ですね。もうワクチン打つのはうんざりという声もたくさん聞かれます。気持ち的には私も同感です。コロナがワクチンが切れても重症化しない病気になってくれば、ワクチン接種は不要になると思うので、早くそうなってくれることを願うばかりです。

・医療機関としても、ワクチンの種類や接種部位などに間違いがないように細心の注意を払って対応しています。通常診療に加えて新型コロナウイルスワクチン、インフルエンザワクチンを行っているので、通常より駐車場や待合室が混みあっていたり、待ち時間が長くなってしまう可能性があります。申し訳ありませんが、時間に余裕を持って受診してください。

・風邪症状外来は、この急激な寒さもあり、受診者が多めの状況です。時間帯によっては1時間くらいお待たせしてしまう場合があります。具合が悪い中でお待たせしてしまうのは申し訳ありませんが、精いっぱい診療しておりますので、ご理解ください。

寒い日が続きますので、気をつけてお過ごしください。

小児科・風邪症状外来再開のお知らせ

皆様に大変ご迷惑をおかけしました。

コロナ罹患の為、近藤秀一の内科・小児科・風邪症状の外来を休止しておりましたが、予定通り9月27日より再開します。

最初の3日間くらいは発熱・倦怠感・体の痛みなどの症状がありましたが、ここ数日は体調も改善しました。明日9月27日からは通常通りの診療を行います。

ご迷惑をおかけしましたが、よろしくお願いいたします。

 

尚、9月26日より、新型コロナウイルス感染症の全数把握がなくなりました。医療機関で診断を受けても医療機関から発生届を出すのは一部の対象者のみとなります。陽性者はご自身で陽性者登録をしていただいたり、健康状況の報告をMy HER-SYSというシステムに登録していただく事になります。

幸い全国的にも秩父地域も緩やかに新規感染者は減少傾向にありますが、療養機関や濃厚接触者の隔離期間は変わりません。かかってしまうと大変なので、注意してお過ごしください。

 

 

2022年秩父地域と新型コロナ(13)

厳しい暑さが続いています。連日経験したことのない様な雷鳴の轟や地響きを感じ、地球の将来に不安を覚えます。

さて、コロナは非常に大変な状況が続いています。全国的に拡大傾向が続いており、秩父地域でもかつてない市中感染が広がっています。

これまで秩父地域では地域の方々の感染対策によってなんとか爆発的な拡大を防いできました。しかし、BA.5という変異株の出現で、今までの感染対策では防ぎきれなくなってしまいました。予防接種や既に感染した事によってできた免疫も、感染予防には十分でないようです。秩父郡市でみると連日150名程度の感染者が出ており、どことなく、誰となく広がっているいる印象です。

感染してしまった患者さんの印象としては、感染初期は高熱や喉全体が腫れて圧迫感を感じる様な咽頭痛、強い倦怠感、腰や下肢の痛み、頭痛などが見られます。後半は倦怠感、咳などの症状が主体で比較的長めに症状が持続します。入院が必要になる様な人は多くない印象ですが、かなり辛そうというのが率直な感想です。

秩父地域では、多くに医療機関が発熱者に対応をしているので、他の地域と比べると、医療機関にかかれない、検査が受けられない状況は少なく済んでいます。しかし、どこの医療機関もいっぱいいっぱいの状況で、現状が長期化すると地域の医療機関が疲弊してしまうと思います。入院を受け入れている医療機関も常にいっぱいで、入院が必要な患者さんが入院できずに施設などで療養しているということが既に秩父でも起こっています。また職員の感染などによる人員のひっ迫も多数見られている様です。この状況を改善するためには多すぎる感染者を減らしていく必要があります。感染対策のご協力をよろしくお願いします。

受診の目安などについて、救急・感染症学会から提言が出されました。コロナを疑う症状が出たら、リスクのない軽症者は受診を控えて自宅療養する事が勧められています。しかし、診断がはっきりしない中で仕事を長期間休んだりする事は現実的には難しいことも多いと思います。職場で感染が広がっている場合などを除いては、診断を求められる事が多いと思います。

一つの目安として、発熱などがあっても慌ててすぐに受診しないことを検討してください。あくまで症状がそれほど強くない場合ですが、発症後受診が早すぎると検査が陰性でも、信頼性に欠ける場合があります。その場合、翌日再度受診が必要になる場合もあります。熱などの症状が出てもそれほど辛くなければ1日様子をみて、翌日受診をして頂くと、多くの人が一回の受診で済むのと、検査の精度による感染の見落としが減らせるのではないかと思います。ただ、その為には最初の1日を乗り越える為の解熱剤などを事前に各家庭で用意していただくと良いと思います。

手に入りにくい状況になっているかもしれませんが、市販の解熱剤などの風邪薬と抗原キットをいくつか準備しておくと、少し安心かと思います。自宅で抗原検査陽性の場合は医療機関では再検査なしで陽性扱いとなる事があります。

こども達の間では手足口病も流行しています。急に高熱が出るので心配になりますが、今流行っている手足口病は少し遅れて湿疹が出てきます。1日様子が見れそうなら翌日に受診していただくと診断がつきやすいと思います。ただ体調が悪そうだったり、心配な場合は無理に我慢せず、医療機関に相談してください。

一方で、さすがに本腰を入れて一旦感染者を減少させるために地域全体で頑張る必要があります。会食などを伴う人との交流(同居家族以外)は控える様にしてください。親しき中にも基本的な感染対策をして、安全な交流をする様にしてください。家族間でマスクをしたりする事は抵抗がありますが、今の様なピーク時は同居以外の家族間ではマスクの使用を心がけてください。会わないではなく、気をつけて会うのが良いと思っています。

コロナに暑さに、本当に大変ですが、皆さんのご協力を何卒宜しくお願い致します。

5/21午後臨時休診のお知らせ

急なご連絡で申し訳ありません。

5/21(土)の午後診療は体調不良の為、臨時休診とさせて頂きます。(発熱などの風邪症状ではありません)

5/23以降は通常診療の予定です。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

 

2022年秩父地域と新型コロナ(9)

ゴールデンウィークも終わり、春らしい陽気の日が増えてきました。最近はヒノキ花粉症も落ち着いてきている印象です。一方でゴールデンウィーク後半から鼻炎症状が悪化している人も少なからず見られます。色々な花が咲く時期なので、何に反応しているのかはわかりませんが、これからの時期は各々が自分の症状をみながら注意していく時期だと思います。症状をみながら気をつけてお過ごしください。

さて、今年はゴールデンウィークも特に規制がなく終わりました。久しぶりに旅行に行ったり、親戚・友人と会った方も多かったかと思います。新型コロナの感染が収まり切れない中での連休だったので心配していましたが、秩父地域では今のところ連休後の急激な感染者数の増加はない印象です。連休明けということもあり、風邪症状の方は比較的多く見られますが、新型コロナの検査で陽性になる方はそれほど多くありません。一方で人の流れが多かったことで、コロナ以外の風邪や胃腸炎などが幼児などで流行している印象があります。こどもの風邪はある程度仕方ないですが、寒暖差も大きいので気をつけてお過ごしください。あと、暖かい日は急に食べ物が悪くなる可能性があります。これからの時期は残り物などはなるべく冷蔵庫で保存するようにしましょう。

大型連休で、旅行に行ったり、帰省を受け入れたり、多くの観光客が秩父地域を訪れたりした中で、新型コロナの急激な感染拡大が起こっていないのは、地域の皆さんの基本的な感染対策とワクチン接種へのご協力の賜物だと思います。本当にありがとうございます。

現在は国として、社会活動を極力コロナ前の状況に近づけていく方針となっています。実際にほとんどの地域で人の流れはコロナ以前と変わらなくなってきており、仕事も元通りになってきています。新型コロナ感染症が軽症で済む場合が多くなり、病気としての怖さが減ってきているので、その流れは当然だと思います。ただ今の状況が作れたのは、やはり日本人の真面目な感染対策とワクチン効果ありきだと思っています。「マスクをいつから外すか」が話題になっていますが、すぐに外すよりも「マスクをしながらコロナ前と同じような生活をする」ことが重要だと思います。もちろん運動時や小さいこどもなど、マスクのリスクが大きいような場合は外した方が良いと思います。一人一人がその状況のリスクを判断して、自分と一緒にいる人の身を守る為にどうすべきかを考えていただければと思います。

一方で、色々な事情でマスクを着けることができない人がいます。(人によって理由は様々です)その様な人たちは、コロナの流行が始まってからずっと本当に本当に大変な思いをされています。実際ほとんど家から出られないような状況が続いています。マスクを着けることができない人たちには社会全体が寛容であるべきです。マスクを着けないことを責めることはすべきではありません。

人と交流するときに、「マスクを着けられる人は極力つける」「マスクを着けていない人に対しては、事情がある可能性を考え受け入れる」という意識が必要だと思います。屋外で人と距離があればマスクをしなくて良いという話は、一番最初から言われていることで当然です。《人と屋内や近距離で接触する時》のマスク着用については、現時点では基本的には継続していただきたいと思っています。

海外では新たな変異株も話題になっていますが、世界全体でみるとコロナによって今まで以上に状況が悪化する予兆は今の所ないようです。むしろ、コロナと共存する方向で進んでいきそうです。これからは徐々に旅行や会食などの楽しい予定が立てられるようになっていくと思います。基本的な感染対策をしながら、楽しい日常が送れるようにしていきましょう。

秩父地域は今年も観光地としてかつてなく盛り上がっています。地場産センターがリニューアルオープンしたり、芝桜祭りが久しぶりに行われたり、大きなジャズフェスが行われたり、誇れるものがいっぱいでうれしいです!秩父地域が今後も明るく活気づいていくことを心から願っています。みんなで盛り上げていきましょう!

 

2022年秩父地域と新型コロナ(8)

急に暑いくらいの陽気になり、花々が本当に美しい季節になりました。秩父の春は本当に綺麗です!寒暖差が大きく、なんとなく体が重かったり、頭がすっきりしない感覚を持っている方が多い様です。私自身もなかなか疲れが抜けず、動き始めるのに気合が必要な感じがしています。

さて、新型コロナの状況ですが、最近めっきり報道も減り、騒がれなくなってしまいましたが、相変わらず大変な状況が続いています。オミクロン株もBA.2と言う亜種に置き換わりが進み、第6波が収まることなく第7波に突入しました。重症化する方は減っていますが、感染者は10日間の療養期間となり、同居家族も原則7日間の隔離期間が必要です。かかってしまうと仕事や学校生活などへの影響は非常に大きくなってしまいます。自身の体と生活を守るためには感染予防がとても重要です。

秩父地域では1月以降ずっと流行が持続しています。最近では春休み期間中に人の出入りが激しくなり、さらに地域内での流行が拡大しました。先週から学校も新学期が始まっており、色々な所で集団感染が発生してしまうことが心配されます。BA.2に置き換わったからなのかはわかりませんが、最近は小学生の集団感染が目立ってきています。今までは秩父の小学校は素晴らしい感染対策をしており、大きな集団感染はありませんでした、しかし最近はそれが通用しなくなってきている様な印象を受けます。こども達にも今まで以上のマスクの徹底などの感染対策をお願いする必要があると思います。学校以外で遊ぶ時などもマスク着用・手指消毒などの指導は是非お願いします。

新型コロナとの先の見えない戦いが続いています。コロナと共存をしていくとしても、もう少し明確な方針を国から出してもらいたいところです。感染対策を個人個人に委ねられていますが、もう少し明確な方法がわからないとどうしていいかわからない感じです。

コロナに感染すると、体だけでなく心に大きなダメージを受けてしまいます。

☆今必要だと考える対策について書いてみます。

①引き続きなるべく感染しないように対策をしていく。仕事・学校などの生活を維持しながら一人一人の基本的な対策をさらに徹底する。

②大人はなるべく3回目接種を早めに受ける。3回目接種によって重症化予防効果が期待でき、感染予防効果も高めることができます。

③風邪症状を感じたら、その時点から人との接触を避け、なるべく早めに医療機関を受診して検査を受けることが受診しない場合は、発熱などがすぐに改善しても最低5日間は休むようにする。(その後も5日間を目安に人にうつさない対策をさらに徹底する)

④感染してしまったら、まずは自分の体調をしっかり管理して早く治す。自分からの感染者を増やさないためにしっかり10日間療養する。

 

4月に入り、未だかつてない市中感染が秩父で起こっています。流行を抑えるためには地域全体で頑張らなければなりません。是非緊張感を高く持って、早く今の流行を抑えましょう。みなさんのご協力を何卒よろしくお願いします!

2022年秩父地域と新型コロナ(7)

桜や草花が咲き始め、色鮮やかな季節になってきました。もうすぐ新学期も始まりますね!

今年は花粉の飛散が多く、3月中旬は悲惨な状況でした。ややスギ花粉は落ち着きつつある感じですが、これからヒノキ花粉が本格化してきます。花粉症は鼻水・鼻づまり、目の痒みなどの主要な症状以外にも、頭痛や倦怠感、眠気など自分にしかわからないしんどい症状が出ます。花粉症の人にとっては憂鬱な季節ですが、花粉対策を続けて気をつけてお過ごし下さい。

さて新型コロナウイルスについてですが、だいぶテレビなどでの扱いは小さくなってきました。埼玉県のまん防も解除され、国としてはコロナとの共生を図っていくという事の様です。

ただ、現時点では具体的にどう対処していけば良いのか具体的な方法が示されておらず、このまままた感染者数が増加してくるとものすごく大変です。

秩父地域の状況としては、オミクロン株の本格的な流行が始まった1月中旬以降、ずっと感染拡大が続いています。秩父郡市で見ると15-30名/日の感染者が出てしまっています。地域の皆さんも感染対策に慣れ、しっかり注意していただいている印象ですが、それでもなかなか収まりがつきません。特に心当たりがなく感染してしまっている人が多い印象です。局所的なクラスターもありますが、全体的にどことなく感染者が出てしまうという状況です。

感染してしまった方の全体的な傾向としては、入院を必要とする様な重症化してしまう方はほとんどいません。ただ、自宅療養中に発熱が持続したり、夜眠れないほどに咳症状に苦しんだり、嗅覚障害が残って辛かったりする方は決して稀ではありません。こどもの場合はほとんどがとても軽い風邪ですみ、2日くらい熱が出て、あとはけろっとしていることが多い様です。

現時点ではコロナにかかると10日間の隔離療養期間が必要で、同居家族も7日間(特定の条件下で最低5日間)の隔離が必要になります。また、小さいお子さん達は保育園や幼稚園でも濃厚接触者となり、自宅隔離になったり、休園になったりします。これは感染拡大を抑える為には必要なルールだと思いますが、感染者が増えていく中でこのルールを維持することは、多くの人にとって大きな負担になります。すでに、陽性になると大変だからなるべく検査は受けないという流れも出てきており、それが加速するとさらに収集がつかなくなる心配があります。

今我々がとるべき行動としては、

①基本的な感染対策を怠らない。特に大人同士はお互いに感染しない、感染させない為の対策を継続する。※飲み会などは本当に慎重にお願いします。

②体調が悪い時は、早めに医療機関で検査を受けるか、受けない場合は最低5日間(できれば7日間)はしっかり休む。※1日で熱が下がったりしても最低5日間は休んでください。

③風邪症状の回復後や、家族内に風邪症状の人がいる時は、いつも以上に自分の体調に注意しておく。仕事や学校などに行く時は、自分の濃厚接触者を作らない様に普段以上に注意する。

④春休みなどで地域を超えて移動する場合には、基本的な感染対策の徹底と、飲食を伴う接触をする人はあまり多くしない。移動後5日間の体調変化に十分注意する。

⑤大人は極力ワクチン3回目接種を早く打つ。特に重症化リスクのある人は早めに接種しましょう!※こどものワクチン接種は現時点で有効性の評価が十分ではないので、こどもさん自身の重症化リスクや家庭の状況を考えて接種を検討して下さい。接種の有無に関わらず、こども達にも学校での感染対策を続けてもらう事は大切です。

 

第6波も長くなり、その対応にも大変お疲れの事と思います。コロナはなかなか自然に収まってくれる感じはなく、なるべく社会経済活動を再開しつつ、コロナとの共生をしていく方向で考えざるを得ない様です。『自分を守る』『家族を守る』『地域を守る』意識で、なるべく感染しないで楽しく生活する事をみんなで目指していきましょう。

マスク・手洗い・3密回避(最近は特に換気の重要性が言われています)。引き続き宜しくお願いします。

3月19日土曜日午後は臨時休診です。

以前から掲載しておりましたが、2022年3月の臨時休診のお知らせです。

3月19日(土)午後 ※午前は診療を行いますが、午後はお休みです。

3月24日(木)午前 ※木曜日は元々午前のみの診療なので1日休診です。

 

医師出張の為、上記日程を臨時休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

2022年秩父地域と新型コロナ(6)

ようやく春らしい陽気になってきました。日差しも温かくなり、外に出たくなりますね。

ただ最近は南風が強く、花粉もたくさん飛んでいる様です。花粉症の方は外でもマスクを忘れずに、帰宅後は洗顔と着替えをする事が大切です。布団やパジャマなどの寝具を外に干すと、夜間や朝方に症状が強くなります。部屋干しにしたり、日当たりの良い場所で窓越しに陽を当てるなど工夫してください。

最近はウクライナ情勢がとても心配で、コロナ関連の話題は減ってきています。ただ残念ながらコロナも全然大丈夫になってきていません。感染者数も一時よりはやや減少してきたものの、急激な低下は見られず、重症者や死亡者数は増加傾向にあります。

秩父地域でも新型コロナが収まってきている様子はなく、連日陽性者が報告されています。最近の秩父地域の傾向としては、小児からご高齢の方まで、散発的に患者さんが出続けている印象です。関連のないところからどことなく出続けている感じで、第6波が収束してきている実感は今のところありません。

秩父地域でも感染者数の増加に伴い高齢者の感染者数も増え、新型コロナ感染をきっかけに全身状態が悪化してしまう方も増えている様です。病院では、看護よりも介護が必要な患者さんの比率が増加しており、コロナをきっかけに今まで通りの生活が難しくなってしまう方も増えているそうです。

実際に感染してしまった方の傾向としては、ほとんどはとても軽症です。特にこどもはとても軽い風邪で済む事がほとんどです。大人も辛い症状は2-3日で終わる事が多く、後遺症が強い方も少ない印象です。ただやっぱりワクチン未接種だと感染しやすく、症状が強くなってしまう傾向があるのは間違いなさそうです。

現時点では、こどもやワクチン接種後の人には軽い風邪症状を出すウイルスになってきており、高齢者やワクチン未接種の人にはまだまだ怖い感染症だと言えそうです。(最近は全国で200名程度毎日亡くなっています。)

感染を広げない事、大人はなるべくワクチン接種する事、が引き続き非常に重要です。ご協力をよろしくお願いします。

こどものワクチン接種については、接種を勧めるべきかまだ医療界でも方針が定まっていません。現時点では慌ててワクチンを打つことよりも、頑張って感染対策を続ける事が重要だと思います。とても難しいですが、感染対策を継続しながら、こども達がのびのびと楽しく過ごせる様に環境を作っていく事が大切だと思っています。地域全体でこども達の健やかな成長を支えていきましょう!

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