当院からのお知らせ
1月の診療予定について
新年あけましておめでとうございます。
今年は年始から大きな地震や事故で大変な状況が続いています。秩父地域の皆さんも大きな心配や不安を感じているかと思います。
冷え込みの強い季節が続きますので、体調に気をつけてお過ごしください。
感染症の秩父地域の流行状況としてはインフルエンザはやや減ってきていますがまだ流行が持続しています。また、コロナについては増加傾向です。
年末年始を越えて感染症は増加する可能性が高いと思われます。体調が悪い時などは無理をせず、気をつけてお過ごしください。
1月の診療予定をお知らせします。
【臨時休診】
①婦人科臨時休診:1/19(金)・1/20(土)終日
②風邪外来(近藤秀一)休診:1/20(土)午後 ※今後神経内科診療日の午後は原則風邪外来は休診になる予定です。
【専門外来診療日】
①神経内科・内科外来診療日(嶋田倫子):1/20(土)
②内科・女性外来:(工藤尚子):1/17午前
③眼科外来:(嶋田摂也):1/24(水) ※予約制です。事前にお電話で予約してください。
12月の診療予定について
秋が深まり紅葉が綺麗になってきました。
お祭りが近づき屋台囃子の音が聞こえてくるとテンションが上がりますね!
12月の診療予定をお知らせします。
【年末年始】
12/30の午後から1/4が休診です。
※年末は12/30午前まで、年始は1/5から診療を始めます。
【臨時休診】
①婦人科臨時休診:12/23(土)終日
②風邪外来(近藤秀一)臨時休診:12/23(土)午後
【専門外来診療日】
①神経内科・内科外来診療日(嶋田倫子):12/23(土)
②内科・女性外来:(工藤尚子):12/6午前、12/20午前
③12月は眼科はお休みです。
寒くなり、あいかわらずインフルエンザの流行が続いております。
気をつけてお過ごしください。
インフルエンザ感染症が急増しています!
朝夕の冷え込みが強くなり、秋らしい日が続いています。日中は暖かくなるため、寒暖差が大きくなり、体調管理が難しくなっています。今年は秋花粉症も多いとのことで、例年は秋花粉症がない方にも症状が出ている方がいます。風邪が流行っているため、外出時はマスクを着用するようにしてください。
さて、秩父地域では発熱患者さんが急増しています。流行の主体はインフルエンザA型で、地域内の学校では同時多発的に学校閉鎖や学級閉鎖が見られています。コロナの流行はやや落ち着いていますが、RSウイルスやアデノウイルスの感染、迅速検査では原因がわからない風邪の患者さんも多く、例年にない秋の感染症大流行が心配されます。
インフルエンザAは今年は夏の終わりから流行が見られ、一旦収束するかと思われましたが、10月中旬以降非常に急速に流行しています。インフルエンザは急激な高熱と、頭痛・関節痛・悪寒で発症し、少し遅れて鼻水・咳・咽頭痛などが出てくることが多いです。目の充血や耳が赤くなっていることも多く、高熱とこれらの症状がある場合はインフルエンザを疑います。
迅速検査は可能ですが、発症後12時間程度経っていないと陽性にならないことが多く、受診が早すぎると疑わしくても診断に至らないこともあります。
治療には抗インフルエンザ薬がいくつかありますが、基本的には使用しなくても自然治癒します。喘息などの背景がある場合や、初期症状の重症感が強い場合に使用を検討します。治療の主体は対症療法になります。咳症状に対しては咳止めの薬以外にも、加湿をしてあげたり、はちみつを少量なめさせたり(1歳未満ははちみつはだめです)、ヴェポラップを胸に塗ってあげることも有効です。体を起こし気味にしている方が楽なので、少し上体を起こして寝かせてあげるようにしましょう。
予防としては、コロナと同様に飛沫感染が主なので、マスクの着用が最も重要です。身近でインフルエンザ感染者が出てきた場合には、みんなでマスクを着用して拡大を防ぐことが望まれます。
地域内での急激な発熱患者さんの増加に伴い、医療機関への受診が難しくなっています。当院でも元々設定している風邪症状外来の枠を大きく超えて受け入れるようにしていますが、それでも受け入れられない日が多くなっています。ちょうどコロナワクチン・インフルエンザワクチンの時期も重なっており、通常診療を行いながらの風邪症状外来には限界があります。大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ください。
基本的には数日以内に当院に受診されている方の再診はお受けしており、診療の流れによっては後からご連絡いただいた方を受け入れられる場合があります。併せてご理解ください。
これから冬に向けてさらに感染症が流行する可能性がありますので、感染対策と共にそれぞれの家庭での備えをお願いします。
①すぐに医療機関を受診できない可能性もあるため、解熱薬や咳止めなどの市販薬を買っておくと良いと思います。全国的に処方できる風邪薬が不足してきているため、咳止めなどは処方できなくなる可能性があります。現時点では市販薬は比較的入手できるので、今のうちに買い置きすると良いです。
②インフルエンザとコロナの迅速検査キットを買い置きすると良いと思います。熱が出たりした場合は、なるべく12時間程度空けてから検査を行ってください。辛い症状がある場合や対応に困る場合は、医療機関に相談してください。
③日常的な体調管理(しっかり寝て、しっかり食べる)を心掛けてください。また、お部屋の加湿も大切です。体が冷えると感染症に対する抵抗力が低下するため、寝る時の服装や掛け物にも注意してください。
④インフルエンザワクチンも接種を検討してください。今年は少し早めの接種をお勧めします。
⑤体調が悪いと感じたら無理せず休養してください。周囲に感染を広げてしまわない様みんなで注意していきましょう。
これから秩父夜祭に向けて秩父地域は盛り上がっていきます。楽しくお祭りやお正月を迎えられる様、みんなで気をつけていきましょう。よろしくお願いします。
【重要】風邪症状外来について(2023年10月15日更新)
当院の風邪症状外来(発熱外来)についてご連絡します。
5月からのコロナ対策の緩和により、今年の夏は様々な感染症の流行がありました。お盆過ぎからはコロナとインフルエンザの同時流行も見られ、学級閉鎖なども見られていました。10月現在はコロナとインフルエンザはやや落ち着いてきた印象ですが、寒暖差も大きくなり風邪症状自体は大きく減っていない印象があります。暑く長い夏が終わり、急激に朝夕が冷え込むようになりました。体を冷やして風邪をひかない様ご注意ください。
こども達が日常生活の中で風邪をひくことはある程度仕方ありませんが、現在秩父地域では小児の風邪症状が多くなりすぎると、診療体制がひっ迫する状況にあります。
たくさん遊んだ日は早めにしっかり休養を取る、体を冷やさないように注意する、バランスよくしっかり食事をとるなど、風邪に負けない体力づくりを心がけていただければと思います。
当院の風邪症状外来は、安全管理上の観点から制限なく風邪症状の方の診察を行うことは難しいと考えています。受診される方とスタッフの安全管理と、通常診療を維持する為、風邪症状での受診者数の上限枠を設定させていただくこととしています。また、コロナは5/8以降に5類感染症に変更となりましたが、今後も感染症症状と一般診療は隔離の診療体制継続が必要と考えています。※当院は小児科の医療機関ではありませんが、小児の受け入れ医療機関が少ないこともあり、現状では小児を優先的に受け入れています。
ご不便をおかけしますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。
【風邪症状外来(発熱外来)の受診について】
(1)風邪症状(発熱・咳・鼻汁・頭痛・下痢・関節痛など)で受診される方は事前に電話してください。電話をいただいた方は時間帯の割り振りをさせていただきます。(9:30-10:00頃等)ただ、時間の割り振りは受診の集中を避ける為なので、診療の状況によっては来院後も診察までお待たせしてしまうことがあります。厳密に予約時間ではありません。診療内容によって一人一人にかかる時間が異なる為ご理解ください。あくまで来院して頂く時間の目安なので、時間に余裕を持って受診してください。
(2)対象は、①当院かかりつけの大人の方と、②14歳以下の小児(小児の受け入れ医療機関が少ない為。小児は初診も可です)とします。※対象の方が受診される場合、同居家族の方(ご両親・ご兄弟なども有症状の場合)については極力対応しますのでご相談ください。※無症状の方の陰性証明などの検査は原則行いません。
(3)直接来院された場合も、原則時間の割り振りをさせて頂きます。なるべく自宅から電話を入れてから受診してください。※診療の空き状況によってはそのまま受け付けしますが、難しいこともあります。
(4)電話は朝8:40頃から受け付けます。※時間帯によってつながりにくくなります。極端に早い時間の電話はお控えください。朝の診療準備がある為8:30前の電話は取れない場合があります。
(5)新型コロナやインフルエンザの検査は希望があれば極力対応します。ただ、検査は、症状や周囲の感染状況、その日の検査数、検査キットの在庫状況により変わります。必ずしもPCR検査を行うわけではありません。※当院では新型コロナやインフルエンザの迅速検査は、原則鼻の奥を綿棒でこする方法(鼻咽頭ぬぐい法)で検査します。
(6)風邪症状(発熱・咳・鼻汁・頭痛・下痢・関節痛など)で受診される方は、風邪症状専用の診察室で診察します。なるべく車で来院し、院内には入らず駐車場から電話して受付してください。※自転車や徒歩で受診される場合は事前にお知らせください。流行状況により待ち時間がかなり長くなることがあります。申し訳ありませんが、予めご了承ください。トイレはなるべく済ませていらしてください。※必要な時はご案内しますので電話でご相談ください。
(7)小児の風邪症状も、事前に電話をしてから受診してください。風邪症状の方が多い場合は、お待たせする時間がかなり長くなってしまう可能性がありますので時間に余裕を持って来院してください。また、明らかに緊急性のある状態の時は電話時にお伝えください。当院は小児科専門医のいる医療機関ではない為、病状によっては小児科医療機関の受診をお勧めする場合や、受診後ご紹介する場合もあります。
(8)当日受付枠がいっぱいになってしまった場合は、その日の受付を終了する場合があります。枠を超えても極力お断りしないようにしていますが、診療状況によりどうしても受け入れきれないこともあります。申し訳ありませんがご理解ください。キャンセルなどが出ると、後からご連絡いただいた方でも受け入れられる場合もあります。数日以内に受診された方の再診については枠に関わらず原則受け付けています。翌日以降の予約は受け付けておりません。
これから風邪の流行期である寒い季節がやってきます。医療機関ではすでに風邪薬や検査キットの不足が深刻になっています。それぞれが感染症に対する予防と備えをよろしくお願いします。
・風邪に負けない様、規則正しい生活を心がけましょう。
・解熱剤や風邪薬などの置き薬を準備しておきましょう。(現在処方薬が手に入らない状況です。咳止めなどの市販薬も是非買い置きをお願いします。)
・コロナ・インフルエンザの抗原キットを自宅にいくつか用意しておきましょう。※陽性の場合は、翌日から5日間は原則自主的に隔離期間としてください。濃厚接触者にあたる方は体調の変化に慎重に注意してください。もちろん症状が辛い時は医療機関に相談して下さい。
・症状が出た時に、医療機関を受診する方法を事前に確認しておきましょう。
2023年インフルエンザワクチン接種のお知らせ(11/3更新)
インフルエンザワクチンについてのお知らせです。
11/3~予約枠を追加しました。
インフルエンザA型の流行が見られており、急激に拡大しています。今年は感染対策の緩和などもあり、5月以降様々な感染症の流行が見られている為、インフルエンザも大流行に注意が必要です。65歳以上の方は是非インフルエンザ予防接種をご検討ください。
今年はワクチンの供給量に余裕がありそうです。当院では10月16日からインフルエンザワクチン接種を開始しています。
今年のインフルエンザワクチン接種の方針は以下の通りになります。
(1)当院に定期通院中の60歳以上の方
・接種開始期間 : 2023年10月16日(月)~
・接種料金:65歳以上は1,200円(税込)、65歳未満は4000円(税込)
・接種時間:定期通院の受診時にワクチン接種も行います。
・予約:不要。接種希望の方は受付にてお申し出下さい。当日問診票を記入して頂きます。
※高齢者インフルエンザ予防接種(65歳以上)は、接種日当日に満65歳以上(64歳の方は、65歳の誕生日の前日から)の方が対象です。
※当日は、保険証、医療受給者証などを必ずお持ちください。
(2)定期通院中でない60歳以上の方
・接種開始期間 : 2023年10月23日(月)~
・接種料金:65歳以上は1,200円(税込)、65歳未満は4000円(税込)
・接種時間:当院診療時間内(水曜日以外)
・予約:電話予約。(なるべく13:30〜14:30の間にお電話ください。木曜日と日曜日は×)同時に予約できるのは2名までとします。
・当日問診票を記入して頂きます。
※高齢者インフルエンザ予防接種は、接種日当日に満65歳以上(64歳の方は、65歳の誕生日の前日から)の方が対象です。
※当日は、保険証、医療受給者証などを必ずお持ちください。
(3)一般の方(15歳以上)
・接種対象者:当院の診察券をお持ちの方とその同居家族の方
・接種開始時期予定: 2023年11月~
・接種料金:4,000円(税込)
・接種時間:ネット予約した日時に来院してください。15分前を目途にいらしてください。
・予約:ネット予約が必要です。近藤医院ホームページのワクチンネット予約ボタンから予約してください。
・予約受付時間:10月22日開始予定
※当日は、保険証、医療受給者証などを必ずお持ちください。
※未成年は問診票に保護者の同意が必要です。
(4)小児(0歳6ヶ月~14歳)
・接種対象者:0歳6ヶ月~中学生
※2回接種の対象は『12歳以下の方』とします。
※1回分のみ予約可能です。上記の2回接種対象の方は1回目接種後に2回目の予約をしてください。3-4週間空けての接種がお勧めです。
※半年未満の赤ちゃんはインフルエンザワクチン接種はできません。
・接種開始期間:2023年11月~
・接種料金:1回目4,000円(税込)、2回目3,000円(税込)※当院で2回目の場合です。
・接種時間:ネット予約した日時に来院してください。15分前を目途にいらしてください。
・予約:ネット予約が必要です。近藤医院ホームページのワクチンネット予約ボタンから予約してください。
・予約受付時間:10月22日開始予定
※当日は、保険証、こども医療費受給資格者証などを必ずお持ちください。
※待合室が混雑するので、一人の子供さんに付き添いは原則一人としてください。
※小児は問診票に保護者の同意が必要です。
<注意事項>
・今年はワクチンの数には余裕がありそうです。慌てずに接種をご検討下さい。
・当院定期通院中の方は、今後60歳未満の方も受診時に接種できる様にすることも検討しております。(時期未定ですが11月中旬からを予定)
・ネット予約の際に家族で一人だけ別の日になってしまったりした場合は、電話で相談してください。同じ日で時間帯が分かれてしまった場合も一緒に来ていただいて結構です。午前午後で分かれている場合も大丈夫です。
・当日は腕の出しやすい服装で来院してください。アルコール消毒に問題がある方、過去のワクチン接種でトラブルのあった方は必ず申し出てください。
※今年はコロナの秋接種と完全に接種時期が重なってしまいました。時間帯によって混雑が予想されます。ご迷惑をおかけしますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。
令和5年秋 改修工事について
建物の老朽化に伴い、全館の水道と外壁の工事が必要となりました。
・令和5年9月中旬~12月中旬を目途に改修工事を行います。
・外壁の改修工事の為に9月中旬から11月初旬頃まで足場が組まれます。一部の駐車場が使用できなくなりますが、基本的に通常通りに診療を行っております。
・工事期間中、診療に支障が出ないように工程を考えておりますが、診療時間内にも時々大きな音のする工事が行われる場合があります。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
今後も快適にご利用いただけるよう、工事を進めて参ります。ご協力の程よろしくお願いいたします。
【重要】風邪症状外来について(2023年7月13日更新)
当院の風邪症状外来(発熱外来)についてご連絡します。
5月の中旬くらいから、小児の感染症が非常に多い状況が持続しています。コロナ対策の緩和により、ここ数年大きな流行のなかった『こどもの風邪』が一斉に流行している様な状況です。
最近ではヘルパンギーナや手足口病などの喉の痛みと高熱がでる夏風邪と、RSやヒトメタニューモウイルスなどの咳が強く熱が長いタイプの咳風邪が多く、それに加えてアデノ・溶連菌などもいてカオスな状態が続いています。その上コロナのり患者も増加傾向で、小児のコロナも多くなってきました。症状が比較的重くなってしまうことも多く、市立病院の小児科も検査や点滴を要するこどもさんが多く大変な状況の様です。
こども達が日常生活の中で風邪をひくことはある程度仕方ありませんが、現在秩父地域では小児の風邪症状が多すぎて対応しきれないような状況になっています。
たくさん遊んだ日は早めにしっかり休養を取る、暑い日でも体を冷やしすぎないように注意する、バランスよくしっかり食事をとるなど、風邪に負けない体力づくりを心がけていただければと思います。
当院の風邪症状外来については、コロナ禍の教訓で、安全管理上の観点から制限なく風邪症状の方の診察を行うことは難しいと考えています。受診される方とスタッフの安全管理と、通常診療を維持する為、風邪症状での受診者数の上限枠を設定させていただくこととしています。また、コロナは5/8以降に5類感染症に変更となりましたが、今後も感染症症状と一般診療は隔離の診療体制継続が必要と考えています。※当院は小児科の医療機関ではありませんが、小児の受け入れ医療機関が少ないこともあり、現状では小児を優先的に受け入れています。
ご不便をおかけしますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。
【風邪症状外来(発熱外来)の受診について】
(1)風邪症状(発熱・咳・鼻汁・頭痛・下痢・関節痛など)で受診される方は事前に電話してください。電話をいただいた方は時間帯の割り振りをさせていただきます。(9:30-10:00頃等)ただ、時間の割り振りは受診の集中を避ける為なので、診療の状況によっては来院後も診察までお待たせしてしまうことがあります。厳密に予約時間ではありません。診療内容によって要する時間が異なる為ご理解ください。あくまで来院して頂く時間の目安なので、時間に余裕を持って受診してください。
(2)対象は、①当院かかりつけの大人の方と、②14歳以下の小児(小児の受け入れ医療機関が少ない為。小児は初診も可です)とします。※対象の方が受診される場合、同居家族の方(有症状)については極力対応しますのでご相談ください。※無症状の方の陰性証明などの検査は原則行いません。
(3)直接来院された場合も、原則時間の割り振りをさせて頂きます。なるべく自宅から電話を入れてから受診してください。※診療の空き状況によってはそのまま受け付けしますが、難しいこともあります。
(4)電話は朝8:40頃から受け付けます。※時間帯によってつながりにくくなります。極端に早い時間の電話はお控えください。
(5)新型コロナやインフルエンザの検査は希望があれば極力対応します。ただ、検査は、症状や周囲の感染状況、その日の検査数、検査キットの在庫状況により変わります。必ずしもPCR検査を行うわけではありません。※当院では新型コロナやインフルエンザの迅速検査は、原則鼻の奥を綿棒でこする方法(鼻咽頭ぬぐい法)で検査します。
(6)風邪症状(発熱・咳・鼻汁・頭痛・下痢・関節痛など)で受診される方は、風邪症状専用の診察室で診察します。なるべく車で来院し、院内には入らず駐車場から電話して受付してください。※自転車や徒歩で受診される場合は事前にお知らせください。流行状況により待ち時間がかなり長くなることがあります。申し訳ありませんが、予めご了承ください。トイレはなるべく済ませていらしてください。※必要な時はご案内しますので電話でご相談ください。
(7)小児の風邪症状も、事前に電話をしてから受診してください。風邪症状の方が多い場合は、お待たせする時間がかなり長くなってしまう可能性がありますので時間に余裕を持って来院してください。また、明らかに緊急性のある状態の時は電話時にお伝えください。当院は小児科専門医のいる医療機関ではない為、病状によっては小児科医療機関の受診をお勧めする場合や、受診後ご紹介する場合もあります。
(8)当日受付枠がいっぱいになってしまった場合は、その日の受付を終了する場合があります。極力お断りしないようにしていますが、状況により受け入れきれないこともあります。申し訳ありませんがご理解ください。翌日以降の予約は受け付けません。
今の感染症大流行はいずれ落ち着くと思っていますが、夏祭りなどもある為更なる感染症の拡大には注意が必要です。
・風邪に負けない様、規則正しい生活を心がけましょう。
・解熱剤や風邪薬などの置き薬を準備しておきましょう。
・コロナの抗原キットを自宅にいくつか用意しておきましょう。※陽性の場合は、翌日から5日間は原則自主的に隔離期間としてください。濃厚接触者の方は体調の変化に慎重に注意してください。もちろん症状が辛い時は医療機関に相談して下さい。
・症状が出た時に、医療機関の受診方法を事前に確認しておきましょう。
新型コロナと小児の風邪について
梅雨入りしましたが、蒸し暑い日が続いています。
すでに熱中症や夏バテの症状も見られており、暑さ対策をより意識していく必要がありそうです。
さて、全国的に小児の風邪症状が増加しています。最近はニュースにもなっていますが、ヘルパンギーナや手足口病などの夏風邪が増加しています。また、小学生以上の子達に多いマイコプラズマも今年は数年ぶりに出てきており注意が必要です。
コロナ感染症についても最近は増加傾向です。最近2週間くらいで秩父地域では比較的急速な増加傾向が見られており注意が必要です。現在秩父郡市医師会のホームページから秩父地域の感染状況が確認できるようになっています。感染状況にもご留意いただければと思います。https://chichibu-ishikai.jp/
小児の風邪症状については、色々な風邪が混在していて診断がはっきりしない事も多々あります。最近秩父地域でも多いのはヘルパンんギーナです。
ヘルパンギーナは38〜40℃の高熱が急に出て2−3日持続します。喉ちんこの根元のあたりに小さな水ぶくれができて喉の痛みを伴います。喉の痛みと高熱で食欲が低下して、時には水分摂取も減ってしまい脱水になってしまうことがあります。初期に頭痛や腹痛を伴うことがありますが、咳や鼻水などの症状はそれほど強くならない事が多いです。手足にも湿疹が出ると手足口病です。ヘルパンギーナと手足口病は同じエンテロウイルスの感染症で似たような病気です。多くの場合は2−3日で解熱して元気になります。初期の熱性けいれんと、脱水症に注意して看てあげてください。
『ヘルパンギーナ』
ヘルパンギーナに有効な薬はありません。辛い時期をうまく乗り切ることが重要です。①水分を十分にとるようにしてください。熱いものやオレンジジュース、すっぱいものは避けてください。冷ましたおみそ汁やスープ、リンゴジュース、牛乳、経口補水液などが比較的しみにくく飲みやすいと言われています。②食欲が低下してしまうので酸っぱいものや塩辛いものは避け、冷たくてのど越しの良いものをとるようにしてください。冷ましたおじや、豆腐、やわらかくしたうどん、バナナ、ゼリーなどが比較的食べやすいと思います。あくまで参考なので基本的にはこどもさんが飲みたがったり、食べたがって、とれるものであればなんでも良いです。水分と糖分が不足しないように気をつけて辛い時間を乗り切りましょう。③家庭内の感染対策として、こまめの手洗いとタオルの共用は避けてください。便からもウイルスが出るのでおむつ交換後などもよく手を洗ってください。④解熱して、ご飯が食べられて、元気があれば登園・登校可能になります。ただ、流行状況によって登園の目安を少し変更している場合もあるので、診断された場合には園に報告して指示に従ってください。
『その他の風邪』
現在はヘルパンギーナ以外にも、咳や鼻汁が強い風邪、胃腸炎症状の風邪なども見られています。コロナも増えているようですが、実際にはコロナの検査は陽性にならない風邪のこどもさんが多いです。RSやヒトメタニューモウイルスなども時々出ますが、どこかですごく流行しているという印象はありません。風邪症状のこどもさんをお家で看ているのはかわいそうで大変ですが、ほとんどの風邪には特効薬がありません。辛い時期の症状を少しでも和らげてあげつつ、本人が病気に勝つのを見守るというのが基本になります。一般的なホームケアについて簡単に書いてみます。
『風邪症状のホームケア』
①風邪の時に出る症状は、病気とたたかう為の防御反応です。症状を完全に抑える事は逆効果になってしまう可能性もあります。発熱は、熱が高くて飲食できない、眠れないなどの時に、消耗を防ぐ為に解熱剤を使用します。元気な時は無理に平熱を目指して下げる必要はありません。咳症状は辛さを軽減する為にたんきりの薬や咳止めを使用しますが、あくまで咳き込んで眠れない、吐いてしまうなどの症状を軽減する為です。薬を飲んでもすぐに治ったりするものではありません。こどもさんが病気と戦っているのをサポートするつもりで見守ってください。
②鼻水症状には鼻うがいや鼻水吸引が有効です。鼻うがいは小さい子はできませんが、熱が高くなければ入浴後などに鼻吸引をしてあげてください。寝ている時の鼻詰まり症状などにはヴェポラップのような物も有効だと言われています。
③咳症状には、部屋の加湿と水分補給が重要です。ヴェポラップや、1歳以上のこどもさんには少量のはちみつ(ティースプーン一杯程度)を飲ませることも効果があると言われています。寝る時は少し上体を上げるなど、なるべく楽な姿勢にしてあげてください。鼻汁が多い場合は鼻の垂れ込みが原因になる為上記の鼻水対策も並行して行ってください。
④発熱に対しては、高熱の時は脇の下などを氷枕などで冷やしてあげる(クーリング)と少し楽になる場合があります。ただこどもさんが嫌がってしまう場合などは無理にやる必要はありません。クーリングや熱さまシートは本人がやった方が快適そうであればやってあげる様にしてください。
⑤こどもさんがぐったりしてしまったり、呼吸が辛そう、高熱が持続するなどの時は再度医療機関を受診してください。この様な場合は夜間でも夜間救急に相談しましょう。また、秩父地域では小さいこどもさんの検査や点滴ができる医療機関は多くありません。(当院では行えません。)体調が悪く心配な時はなるべく平日の午前中に医療機関に相談するようにしてください。
コロナ対策の緩和に伴い、こどもの風邪が全国的に急増しています。コロナ禍の対策が異常だった事もあるのである程度の流行は致し方ありません。ただ、こどもが風邪をひいている時はこどもさんもかわいそうですし、お父さんお母さんも大変になります。日頃から家族中で風邪に負けない体力づくりと、早めのホームケアをよろしくお願いします。
婦人科臨時休診日のお知らせ
婦人科臨時休診日のお知らせです。
院長が出張の為、下記日程で臨時休診となります。
4/28(金):1日休診
5/12(金):1日休診
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
尚、内科・小児科の診療は通常通りです。婦人科の薬が切れてしまう場合などは、なるべく対応しますので受付にてご相談ください。
ゴールデンウィークのお休みはカレンダー通りです。(祝日は休診です。)
女性医師外来のお知らせ
すっかり春めいてきました。
日差しが気持ち良いですが、花粉がものすごいですね!先週あたりは見たことないくらいたくさん花粉が飛んでいました。スギ花粉については今月いっぱいは非常に多い状況が続くと思われます。花粉対策をしっかりして注意してお過ごしください。
さて、当院では隔週水曜日に女性医師の外来を始めることとしました。
【医師】工藤尚子
【専門】総合診療(内科系全般のご相談にのります。)
【日時】隔週水曜日 月によって変わることがあるため、初めて受診される方は事前にお電話でご確認下さい。受付は10:00〜12:00です。(現時点では午前のみです。)
☆これまで水曜日は婦人科のみの診療でしたが、隔週で内科のご相談も受けられるようにしました。女性医師が担当するため、普段男性医師に相談しにくい様な内容でも気軽にご相談ください。(女性特有の健康問題や排尿に関することなど)全ての問題を解決できるわけではありませんが、一緒に対応を検討させて頂きます。
※相談内容によってはお話を聞いた上で必要に応じて院長の婦人科診察を並行してご案内する場合もあります。
☆普段他の曜日にかかっている内科疾患の方でも、ご都合で水曜日が良い方などは受診していただいてもちろん結構です。※水曜日は原則女性限定の診療日とさせて頂きます。
☆風邪症状以外の小児(花粉症や皮膚トラブル)なども極力対応します。内容によって対応が難ししい場合もあるため、事前にお電話でご確認下さい。
来年度も引き続き第3土曜日の神経内科診療日は嶋田倫子医師が継続して行います。認知症や慢性頭痛、めまいやしびれなどのご相談をお受けしますのでご利用ください。(月によって週が変わることがあるためご確認下さい。)
よろしくお願いします。
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