秩父市の近藤医院|内科・婦人科・小児科・眼科・神経内科・家庭医療

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当院からのお知らせ

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2022年秩父地域と新型コロナ(4)

少しずつ日が伸びてきましたが、相変わらず厳しい寒さが続いています。また、秩父地域ではスギ花粉の飛散が本格的に始まりました。今年のスギ花粉は、早め・多め・長め、の傾向があるようです。花粉症の人にとっては辛い季節になりますが、しっかりマスクをしてなるべく花粉の侵入を防いでいきましょう。毎年症状が辛い人は、いよいよ辛くなる前からの治療が有効です。治療が必要な方は早めに医療機関に相談して下さい。

さて、オミクロン株の急激な増加が続いています。全国的にかつてない増加が見られており、急激すぎて対応が追いついていません。特に都心部はすでに保健所や医療機関がパンクしています。また秩父地域でも急激な感染拡大が見られており、いつ誰が感染してもおかしくない状況です。さすがの秩父保健所も今までのように機能を維持する事が難しくなってきている様です。さすがにこのまま増加していくと本当にまずい感じです。

現在濃厚接触者の認定方法や療養期間・隔離期間などが毎日の様に変更されています。これらの変更はオミクロン株が軽いからと言うよりは、感染者と接触者が増えすぎて社会機能が麻痺する事を防ぐ為です。実際沖縄では感染者数は減少傾向にあるものの、中等症や重症者の数が増加してきています。数が増えすぎると、一定数重症になり亡くなってしまう人も増えてしまいそうです。

オミクロン株の流行が日本で始まって3週間になりますが、わかってきた事は、「日本でもものすごく感染力が強い」「症状は軽症の場合が多い」「拡大が急激すぎて、社会機能が麻痺してきている」という事です。会社でクラスターが起きたり、接触者として自宅待機になる人が増えたり、こどもの保育園が休園になったり、様々な悪影響が身近に多発しています。軽症が多いからと言って野放しにするわけにはいきません。今一度感染者を増やさない様にみんなで頑張りましょう!

改めて、今我々が意識すべき事は『自分がかからないようにできる限り気をつける』『かかってしまったらしっかり治す、接触者になったらしっかり休む』『周りの人がかかってしまったら助ける・支える』です。

あと、やはりワクチン接種は重要そうです。効果は一時的ですが、3回目接種で入院は90%減らせると言われています。さらに有効な治療薬が使えるようになったり、変異株対応のワクチンができるまで、重症化リスクのある人は時間稼ぎをしなければなりません。『未接種の成人は是非早めに接種して下さい』『3回目の該当者はなるべく早めに接種を受けてください』ご協力をよろしくお願いします。

なるべく仕事や学校などの日常生活を維持しながら、少しでも早く第6波を収束させる為に、引き続きの感染対策をよろしくお願いします!

2022年秩父地域と新型コロナ(3)

毎日寒い日が続いています。今年は寒さに切れ目がなく、日が出ていても風が強かったりして凍える日々が続いています。体が冷えると風邪をひきやすくなったり、胃腸の調子を崩したり、体の痛みが悪化したりと良いことありません。なるべく暖かくしてお過ごしください。

最近は自然災害も多くみられています。この寒さの中で、電気の供給が止まった時の想定をしておく必要があると感じています。電源がなくても使えるストーブや、ガスコンロなど、停電時に数日自宅で過ごせる備えをしておく必要があります。また、数日過ごせる飲料水・食料品の備えも是非しておくようにしてください。

さて、新型コロナの爆発的な感染は拡大傾向が持続しています。欧米に比べ、すでに感染した人が少なく、3回目接種も進んでいない日本では、まだ拡大傾向が続く可能性が高いと思われます。オミクロン株について色々な情報が出てきていますが、現時点では、①「重症にならないみたいだから罹ってもいいやはだめ」です!ただ②「気をつけていても罹ってしまったらしょうがない」と思います。

①「重症にならないみたいだから罹ってもいいやはだめ」について。

オミクロン株は重症化については明らかにデルタ株よりは頻度が少なくなっています。その背景には多くの人がワクチンを接種2回している事も影響しています。ワクチン未接種の人だけでみても重症化の頻度は少ないようですが、入院が必要になったり、重症化するのはほぼワクチン未接種の人達です。そういう意味では2回接種済みの人は軽症で済む可能性が高そうです。ただ、すでに罹患した人の話を聞くと、重症化しなくても普通の風邪よりはずっと辛かったという方が多い印象です。焼けるようなのどの痛みや息苦しさ、全身の倦怠感など普段の風邪では経験しない症状もあるようです。現状コロナに罹ると社会的にも大変になってしまうこともあり、個人レベルでもかからない方が絶対良いと思います。また、感染拡大が持続すれば必ず高齢者や持病のある人達にも感染が広がり、重症者や死者が増えていきます。欧米ではすでに一定の犠牲はやむを得ないという雰囲気になっていますが、日本はそうならずに済むことを願っています。その為には重症化リスクが少ない人もしっかり感染対策をして、1人でも感染者を増やさない努力が重要です。

日本はこれまでもロックダウンの様な厳しい外出制限なく乗り越えてきました。現状でも感染対策として、仕事に行ってはいけない、学校に行ってはいけないということはありません。買い物に出たり、運動しに行ったりも今まで通りでいいと思います。その中で、その場その場で周囲に感染者がいたとしても自分が感染しない為の注意を、今まで以上にしっかりしてください。みんなが『自分の身を守る』事が最も重要で、それが社会全体の感染を抑制する力になります。飲み会やお茶会などは一時的に控えて下さい。飲食業界や観光業界にとってはまた大変な時期になってしまうかもしれませんが、今会食をしてサポートするよりも、なるべく短期間で波を抑え込むことが1番のサポートになると思います。

②「気をつけていてもかかってしまったらしょうがない」ついて。

オミクロン株はとにかく感染力が強く、気をつけていても誰がかかってもおかしくない印象です。職場や学校などで感染してしまう事はある程度やむを得ません。前記の通りオミクロン株は多くの場合軽症で、もし辛くても命に関わるような事はほぼありません。かかってしまったらまずはしっかり治すことに専念して、ゆっくり療養してください。重症化リスクのある人は、治療薬の選択肢もあるので早めに医療機関に相談してください。あとは、人にうつしてしまわない様にはくれぐれも気をつけて過ごしてください。誰がかかってもおかしくないので、落ち込んだり、周囲に罪悪感を感じる必要は全くありません。療養期間中体調が良ければなるべく楽しい時間を過ごすようにしてください。療養体験は周囲の人達にとって、とても参考になるはずです。落ち着いたら症状の事、生活の事など周囲に話していただくと良いと思います。

周囲に感染者が出た場合も、過度に騒がないようにしましょう。もし周囲に感染者がでて、自分自身も感染の心配があるなら、まず検査を受けてください。医療機関で相談しても、県の無料PCR検査や抗原検査でも良いと思います。保健所から濃厚接触者と言われなくても心配であれば検査をしてしまうといいと思います。もし自分が感染していなければ(症状がなくて検査陰性)、いつもの感染対策をしながら普通の生活に戻るだけです。

感染した人のことをどうこう言うのは絶対にやめてください。責めたり陰口を言ったりする事は本当に最低です。かかった人が困らない環境を、街全体で作りましょう!親しい人であれば、療養生活をサポートしてあげることを考えてください。

感染者も療養期間を終えれば普通の人です。体調が良ければいつもの感染対策を続けつつ、普通に過ごしてください。

色々な情報がありますが、今すべき事はシンプルです。『自分がかからないようにできる限り気をつける』『かかってしまったらしっかり治す』『周りの人がかかってしまったら助ける』です。

これまでの経験を活かしてなるべく冷静に第6波を乗り越えていきましょう!

最後に、ワクチン3回目接種が2月から開始されます。現状では3回目接種は有益性が高いと言われています。特に65歳以上の方、持病のある方は積極的に接種を受けてください。

引き続きのご協力よろしくお願いします。

2022年秩父地域と新型コロナ(2)

とても寒い日が持続しています。空気の乾燥もあり風邪症状や胃腸炎の患者さんが全体的に増えています。ウイルスにとってはとても過ごしやすい状況になっており注意が必要です。

オミクロン株の爆発的な拡大が続いています。連日驚く程の新規感染者数が報告されており、その勢いは想定を大きく上回っています。デルタ株の流行時、日本は世界の中で特別でした。9月以降新規感染者が激減し、オミクロン株が出現するまで感染拡大を制御することができていました。その理由は今だに定かではなく、日本人のマスク着用の徹底や衛生管理の良さ、mRNAワクチンの短期間での接種などが言われていますが、いずれも推測の域を出ません。でも事実として日本は世界で突出してデルタ株を上手く抑えていました。

昨年末にオミクロン株が出現し、オミクロン株も日本では流行らない事を少し期待していましたが、2今年に入ってから日本も特別ではないことがはっきりしてきました。オミクロン株の感染力の強さは日本人にとっても脅威的で、感染者数は今までにない勢いで増加しています。オミクロン株の感染を防ぐ為には今まで言われている3密対策では十分ではなく、一時的に極力人と人の交流を避けるしかないと思われます。この三連休は休日診療体制になることもあり、実際の感染状況が明らかになりにくく少なめに見積られる可能性があります。今はどこが安全・誰が安全という事もなく、日本全国危険地帯になっています。是非注意してお過ごしください。

一方でオミクロン株は今までの新型コロナに比して重症化する確率は低くなっている事もわかってきました。またワクチン2回接種済の人は重症化予防効果がある程度保たれていると言われています。最も急激な感染拡大をしている沖縄でも今のところ重症患者は出ていないとの事です。ただ、沖縄でも1週間前までは新規感染者が非常に少ない状態でした。重症患者さんが増えるのは感染後7−10日後です。来週以降重症者が増加してくる可能性もあり、まだまだ注意を緩める事はできません。欧米では少し前からオミクロン株の爆発的な流行が起きており、感染者数が多い分、重症者数の増加、医療のひっ迫が見られています。社会を守る為には重症化率が低くても感染者数を極端に多くしない事は重要です。医療のひっ迫はただ病院が忙しくなるという事ではありません。脳卒中や心筋梗塞、交通事故などで緊急で集中治療を必要とする人達に医療を提供する体制が維持できない、癌や骨折などの手術が通常通り行えないなどの事を意味します。本来助かる命、治る病気の医療に支障をきたさないよう医療のひっ迫は避けなければなりません。感染者数が増えすぎると全例が入院ではなくなり自宅療養が中心になるなど、対応が軽くなった印象になりますが、あくまで病院のキャパシティを超えない為のやむない対応です。苦しいけど家にいなくてはいけなくなる可能性が増えてしまうので、入院が必要な人がしっかり入院できる様体制を整えなければなりません。その為にはもう少し時間稼ぎが必要です。

現在内服薬などの提供体制も急速に整備されてきているので、近い将来もう少しコロナと共存しやすくなってくるかもしれません。ただ、現状では体制が追いついていないので1人でも感染者を増やさない様みんなで気をつけていきましょう。

秩父地域でも連日感染者が報告されています。これから接触者への検査も行われていく為、来週以降は地域内での拡大が見られると思います。第5波までは秩父地域は周辺地域に比べると感染者数が抑えられていました。今回の波も秩父地域で大きな混乱が起きない様地域全体で頑張っていきましょう。繰り返しになりますが、オミクロン株に対しては今まで言われている感染対策だけでは抑えきれない可能性があります。もう少し全体像が見えてくるまでは、極力人との交流を避けて各自が身を守ってください。家庭内での感染は恐らく防ぎようがないので、それぞれが外に出た時に自分の身を守り、家庭に持ち込まないよう注意してください。緊急事態宣言やまん防の効果についてテレビなどで色々議論がありますが、宣言事態にもちろん効果があるわけではありません。コロナは感染症なので人と人の接触がなければうつることはなく、結局は一人一人の地道な感染対策にかかっています。宣言の有無に関わらず、今は一旦みんなで感染対策を徹底して感染拡大を防いでいきましょう。

憂鬱な毎日が長くならない様、みなさんのご協力をよろしくお願いします。

2022年秩父地域と新型コロナ(1)

新年早々完全に第6波に突入してしまいました。

年末からオミクロン株の出現で不穏な空気があり、年始には感染者数が増加すると言われていましたが、予想を上回る速さで数が増えてきました。日本国内の急増ももちろん衝撃的ですが、アメリカやヨーロッパの国々を見ると、オミクロン株の感染力はとんでもなく、信じられない感染者数になっています。ワクチン二回接種後の感染も多く、日本でもオミクロン株感染者の70%はワクチン二回接種済との事です。三回接種後はある程度効果の回復が見込める様ですが、それでも今までの様にワクチンで防げるいう感覚ではなくなりそうです。

病床のひっ迫状況や重症者数をみて、行動制限をとの話もありますが、新規感染者数は無視できません。オミクロン株は重症化率が下がったとも言われていますが、海外の様子を見ると、感染力が高すぎて集中治療などのひっ迫は時間差で起こってきます。ひっ迫してから注意しても絶対に間に合いません。新規感染を増やさない為の注意をみんなでしなければなりません。

日本で今日までに判明している感染者数は恐らく年末のうちに感染した人が中心なので、お正月中に感染した人はこれからに明らかになってくると思われます。年末年始の休みで多くの人が地域を越えて移動したので、全国的な感染者の急増は避けられない状況で、その程度も計り知れません。非常に心配な状況です。

とても残念ですが、一気にブレーキを踏まざる得ないと思います。これから予定している新年会などは是非延期してください。成人式などで同窓会などを企画している方もいらっしゃると思いますが、飲み会などは控えて下さい。すでに年末年始で広がった感染者が一定数いるはずなので、そこからの二次感染を食い止めなければなりません。今は誰が感染しているか全くわからない状況です。ホントに残念ですが、また必ず落ち着く時期が来るので、それまでは我慢です。

職場や学校などでの感染対策も徹底して下さい。クラスターを発生させない様に今一度気を引き締めていきましょう。非常に寒い冬ですが、とにかく全体として密閉しない、密集しない様に気をつけてください。また個人レベルでは『自分が感染しない』『自分から感染させない』事を常に考えて行動してください。とにかく基本は『マスク』『手の消毒』『3密回避』です!体調が悪い場合や感染の心配がある場合は無理をせず、早めに検査を受ける事も検討してください。今は薬局で抗原検査キットを買ったり、無料PCR検査を受けることもできます。(症状のある人は薬局での検査対象になりません。医療機関で相談して下さい)

2022年は思った以上に厳しいスタートになりました。ただ日本は秋以降落ち着いていたので、少し気分転換が図れたのではないかと思います。一度しっかりブレーキを踏んで、またしばし我慢しましょう。

今年は今までよりもコロナと共存する手段を考える年になるはずです。その具体的な方法が出てくるまで、なんとかコロナに飲み込まれずに乗り越えていければと思います。みなさんのご協力をよろしくお願いします。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

2022年がスタートしました。数年に一度と言われる寒波の中で、秩父地域も例年以上に寒い毎日が続いています。

ここ数年は初日の出を見て、そのまま初詣とお墓参りに行っています。今朝の秩父は刺さる様な寒さでしたが、真っ青な朝空に日が昇り、徐々に街が温かく、明るく照らされていく様子は感動的でした。今年が秩父地域にとって明るい、素晴らしい年になることを心から祈っています。

昨年(2021年)は本当に大変な年でした。年始の第3波と言われる新型コロナの感染拡大に始まり、新型コロナワクチン接種や検査体制の拡大、全国的に医療のひっ迫をもたらした第5波など、次から次へと正に息つく間もなくコロナ対策に追われる日々でした。ずっと、今を乗り越えれば状況が好転すると信じてやってきましたが、結局最後まで出口の見えない戦いの日々でへとへとになりました。

昨年は秩父地域も大規模なクラスター発生や、多数の自宅療養者発生など、その渦中に巻き込まれました。そんな中でも振り返ってみると、県内では他の地域に比して感染者数が非常に少なく、保健所の機能不全も起こりませんでした。また、ワクチン接種率は全国的にも高い水準となり、観光客がずっと途絶えずに来続けていたにも関わらず、観光業からの感染拡大などは見られませんでした。これは皆さんの我慢・努力・御協力の賜物です。本当にありがとうございました。

今年はオミクロン株の拡大という、非常に厳しい状況からのスタートとなります。内服の治療薬なども出てきており、うまくコロナと共存していく世の中になってくれればと思っていますが、現状では決定的な出口は見えていません。今年こそ大きく状況が好転する年になってくれる事を願っています。

年末年始、お休みの方もそうでない方もいらっしゃるかと思いますが、昨年の疲れや嫌な事を一旦リセットして、今年をスタートしましょう。新たな年が健やかで楽しく、素晴らしい年になりますように。

今年もよろしくお願いします。

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